認知症のあれこれ

認知症には大きく分けて皆様もよくご存じの「アルツハイマー型」、「レビー小体型」、「血管性型」、「前頭側頭型」、がありそれぞれ症状が異なります。アルツハイマー型認知症は新しい記憶が出来ずひどい人になると1分足らずで又同じ事を繰り返し聞いてきます。しかも何度もです、ゆっくりと

進行します。それぞれ個人個人進み方に相違があるので(病気を進ませてしまう条件が生じてしまうと更に認知症は強くなってしまう、例えば連れ合いが病気になったりなくなったり、本人がコレラにかかり長く入院と言う事態になったり、普段の生活に急激な変化が起こった事で)そのショックで早まる人もいます。私のグループホームでの男女の割合は男女2対7ぐらいです。レビー小体型認知症は記憶障害プラス「幻覚を見る」ことがあり「ベッドの足元の方を指さし子どもがいる」とか(実際はいないのに)割合的には全体の2割弱ぐらいです。血管性認知症は脳に障害を受けた人、比較的進み方が早いとかでも私の経験の中では男性一人しかいませんでした。その方は大会社で上の方の役員をされた方でしたがその奥さんから聞いた話では本人が何軒もの歯医者に行き歯を全部抜かせたそうです。有り得ない行動を取ったり、対応はかなり難しいようでしたが。。。この様に認知症によってだいぶ変わってくるし、早期発見が出来れば今は治癒することもあるらしいが私が認知症の方々をみていると「徘徊を繰り返す行動をする人」を家族がみるのが一番大変だと思いますが!

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