親ってかけがえがない
私の勤務先でろうそくの火が今にも消えそうなおばあさんがいます。24時間30分ごとに巡回を行っている。病院ではなく施設なので手間ひまかかることを原始的に行っている。病院であれば医療器具もそろっているので短時間の巡回をしなくてもモニター画面を見ればその方の状態が手に取るようにわかるのに!今はグループホームでも「看取り」を希望する家族が多くなっているのが現状だし、施設に入れてしまえば親のことはこれで済んだと考える家族もいますがどうしたものかと思うときもある。最近あったことで夜中に一人のおばあさんがいつもと違う様子なので話してみるとすでにろれつが回らず顔も左右が異なり、夜勤さんが異変を感じ、朝になってからその方の長男に電話したが「今迎えに行けない」ようなことを言われてそのまま電話を切られてしまったと上司にそのことを報告するも「昼ごろに長男に電話をする」といわれたそうだがその間様子を見てくれということだった!長男も上司も何を考えているのか恐ろしさを感じたが親子関係もそれぞれなので私達も何も言えない立場だし、彼女が急変しないことを祈りながら(もちろん急変したらただ事ではないので直ぐに救急搬送)見守っていてとうとう午後4時過ぎになってしまった。彼女は症状が改善されず上司も判断をしなければならない時間を迎え(個人で病院に行く場合5時で終わってしまうから)上司の判断が早く必要なのに(私は脳梗塞ではないかと思っていた)けど(実は別の施設でろれつが回らなく普段と様子がおかしいおばあさんがいたときはその施設は直ぐに救急車を呼び私も立ち会っていたときに救急隊からろれつはどうかの質問があったので)私は脳梗塞ではないかと思った。やっと病院に連れて行き「脳梗塞」と言われ2週間の入院となった。施設でも対応の仕方が早いところとそうではないところとあるんだと他の施設でもありました。有料老人ホームでしたがおじいさんでしたが朝方に転倒しまともに後頭部を打ったのに直ぐに救急搬送せず二日もたってから病院に搬送されたが間もなく亡くなってしまいましたが奥さんも隣の部屋に住んでいましたが病院に直ぐに搬送されなかったことがとても悔しそうでした。有料老人ホームなので昼夜問わずナースはいてナースの判断で私達も動いていたけれど情けない!上記で述べた方も「死」を待つだけの状態で娘は毎日、顔を見に来るけれど私たちには何もしなくてよいと話されたようで「看取り」の手続きもすぐにして母親の最後を見るだけ、私は母が大好きで最後まで頑張ってほしかったし私自身もやり切ってはなく、後悔のねんがあって、今でもああすればよかったとか思うときがあり母や父に勝るものはないんだなあとつくずく感じている今日この頃です。親を大事にして大いに感謝してください。