人間は年をとるとまるくなる?
私は70代ですがまあまあ元気です。働かず家にいた時は一口に言えばつまらなく時間を持て余していました。ゆっくりできたのは1日か2日それ以上は無理で家にいるのが実に嫌でつらくなり電車に乗って繫華街に足を運んだり自分の心を癒していましたがそれも続かなくなり悶々として来て、そのうち働いている人が段々うらやましくなって働きたいという心理状態に陥りハロ-ワ-クに通い始めます。もう使ってくれるところはないだろうと思いつつ相談員の方と探しますが以外と早く見つかります。年齢で断れることは多いですがそれは当たり前のことでむしろ採用してくれる方が心配にもなりますが、この年で採用してくれるところは辺鄙なところとか誰も働き手が来ないところとか、でもそれも仕方がないと思いつつ観念した状態で探していましたが採用してくれたところはやっぱり交通の便はあまりよくなくいつも人材を募集してるようなところでした。優秀な20代前半の女子が私の入社の2ヶ月後に入ってきたのですが、1年たたずに辞めて違う道へ行ったとのことでした。とてもいい子でした。でもこの業界が嫌で転職をされる人は沢山いますので無理もありません。本当に汚い仕事の明け暮れですから、若い方がこの仕事についてるのを見て特に男性の場合、どんな希望や展望を持って働いているのだろうか私から見て不思議な光景です。ところでわたくし目は入社してすぐにギックリ腰になってしまったのです。長年にわたりこの業界で仕事をしてきて腰に負担をかけないよう凄く注意してきたのにちょっとした腰の角度の入れ違いであっけなくやってしまいました。私は小柄ですがその時は178センチメートルぐらいの男性を座っている椅子から立たせることだったのですがあっけなく技は使えなくて力が必要だったのだと気ずきましたがあとの祭り、今もぎっくりと付き合っている状態で仕事を続けていますが、本当に介護は怖い世界だなってつくずく感じます腰を痛めてやめる人が多いです。私が勤める施設はグル-プホ-ムですが今や養護老人ホームと化していますどう見ても、家族の方の希望も大事だけどもどうしてその方にふさわしいところを紹介しないのかというのもここの施設より特別養護老人ホームの方が設備がいいのです。職員もそろっているし重い人用に作ってあるのでお風呂の設備も充実してお客さんも安心して介護を受けいれると感じますがでも実際の話よっぽど条件がそろわないとすぐには入居できませんがここが難点、入居ができる見込みがあったら絶対にオ-ケ-した方がいいですね。グル-プホ-ムをはき違えてる家族もいるので世話をする私たちにとって怖い人は歩行は出来るんだけれどよれよれしていていつ転倒するかわからない人、まだ寝たきりの人、車いすの人(立ったり、勝手に動いてしまう人を除く)の方がいいですね、一番怖い大腿骨骨折がないからです。また過去の骨折で歩けないのに歩いてしまう人もいますので気が休まるときはありません、ほかにこの施設にきて驚いたのは(今、9人のお客さんのお世話をしていますが内男性2人女性7人)風呂嫌い女性、歯磨き嫌い、服薬嫌い、etc, お風呂に入ってもらうの大変あの手この手、機嫌のよい時等時間をかけて入ってもらいます。ひっかき傷やぶたれる、つねられる、日常茶飯事!私は思っていました年をとると気が練れて穏やかになると固く信じていましたがこの施設で見事に打ち砕けられました‼