お化けより怖い話
私自身、コロナ前はよくバスツアーを利用してちょっとした旅を満喫していましたがバスツアーをよく利用する人はこのおきてはよく知っていると思いますが、知らないと大変なことになるんですよ!私もその話を姉から聞くまでは気楽にバスツアーを旅の媒体として何も考えずに使っていたのだから恐ろしい事‼あるバスツアーでのこと姉は友人と二人でそのツアーに参加、姉も旅行は大好きなのでそれが起きるまでは楽しかったんだと思います。ツアーはおばちゃんが多くてその為トイレタイムは必然不可欠なもの、バスの中ではガイドさんの話もどこ吹く風、しょっぱなから自分たちの会話で花が咲いちゃっているのが現状、そんなことはガイドさんもよく知っているのでガイドさんは黙々と自分の仕事に徹しています。運転手さんも紹介されます、交通事故がなく無事に帰れるようにとこの時ばかりは真面目に祈ったと思いますがそのほかあちこちの名所を尋ねてバスは止まりまた次の名所に向かうのでそれこそ分刻みの名所見学となります。その時ガイドさんから所要時間を言われその時間までにバスに帰ってこなければならないのです!これはおきてに近いものなんです、約束よりも強いおきてなんです。姉二人もその時間を確かに聞いてバスを降りてあちこち行ったのでしょう?バスに帰る時間を間違えたような嫌な予感がして急いでバスに帰ったところ嫌な予感がピッタリ当たって自分の席に座るどころかバスのドアの所で先に進めないようなバス全体が張り詰めたような空気でその時自分たちが集合時間を間違えたことにきずいたがもはや手に負える雰囲気ではなかったと先ず口を開いたのはガイドさんからのきついお𠮟りから始まり姉たちの帰りを憎々しく待っていたお客さんたちそりゃあ一時間以上待っていたのだから罵声を浴びせられるのはあたりっ前!姉たちは何度も頭を下げ誤ったが許してもらえず、「姉たちとこれ以上ツアーをすることは出来ない」という空気を読めたので姉たちも自分たちがおかした罪がどれ程ひどかったのをひしひしと感じもうこのツアーを全うするのは無理だし、解散地までこの雰囲気の中で小さくなって過ごすのも耐えられないし、他のお客さんたちに楽しむツアーから怒りのツアーにしてしまったのだから仕方がないでしょう、結局、姉たちはそこの場所からバスを降りたということでした。ほかの乗客も姉たちの一時間以上の遅れのため解散地につくのも一時間以上の遅れになるのだから予定を立てる人もいるのでしょうからその人たちから見たら「もってのほか」っていうことでしょう。私はこの話を聞いて姉たちがどれだけ針の筵にいたか、どれ程懺悔の中にいたのか生き地獄だったんだと思います。バスツアーを利用の際は見学時間をしっかり聞いて間違えのないように‼