認知症、ある意味幸せを?
私は現在、認知症の施設「グル-プホ-ム」で仕事をしていて彼らを見て一人一人個性があることに気が付きます。私が担当するお客さんは女性8名男性1名計9名、ここでも女性がダントツに優位、全ての認知症の方に当てはまるってことではないけれど、はは-んと思うことがあって、どうしてって不思議なことがそれはお風呂ギライと歯磨き嫌いが5名程の女性にあってその二つの行為が同一人物なんです。どういう事?なぜ特に女性なのにお風呂ギライ?ところが認知症になるとお風呂ギライ、歯磨き嫌いは本当で認知症特有の現象!お風呂に導くまで大変です!今年の6月で100歳になられるきれいな方は洗濯物をたたむのが好きできちんと畳んでくださいますが尿失禁、便失禁していても分からず平然としています。この方もお風呂嫌い!歯磨き嫌い!その日の気分でするときもあるけれど上下義歯なので義歯を外して洗浄したいのですが義歯を外さず逃げてしまったりで根負け状態です。お風呂においては衣類の着脱迄が大変でこれで100歳?っていうぐらいの力を発揮して抵抗、でも浴槽に入るとあれ程拒否されてたのに「出ましょう」と伝えても今度は中々出ようとせずすっかりお風呂にかじりついてる様子でこれはお風呂ギライ?でもこの方の最も嫌なことがあってそれはシャンプーなんですがどうやら顔に水分が付着するのが嫌みたいで極端に嫌います。その証拠に前施設ではほとんどお風呂に入ってなかった為頭皮にカビが生えてしまったと言うことでした。他に3人居るのに、今月新しく入所された認知症の方もどうやらその手の方らしい!なんてコッター!